若年層のクレジットカード利用率は約6割

18~24歳の若年層を対象とした「クレジットカードに関する調査レポート」によれば、約6割の人がクレジットカードを利用しているのだそうです。

所持しているクレジットカードの枚数は、「1枚」が48.1%、「2枚」が31.2%、「3枚」が13.3%となったようで、1枚から2枚の人で8割というのは納得ですけど、3枚以上も結構いることにちょっと驚きがありますね。

また、クレジットカードを初めて作ったタイミングというのが、男女ともに
3割近くが 「支払いで必要になったとき」なのだそうで、これは、インターネット社会となって、クレジット決済が当たり前のようになってきたからともいえますよね。

ほんの少し前であれば、インターネットにクレジットカードの情報を入力するのが憚られたものですが、ウェブページのSSL化と安心できるネットショップの台頭により、安心感が増してきたのかもしれませんね。

また、最近ではクレジットカードのポイントも見過ごすわけにはいきませんし、現金で支払うよりもポイントをためたほうがいいこともありますからね。

まぁ、政府もキャッシュレス社会を目指していますから、今後クレジットカードの普及はもっともっと若年齢化していくかもしれませんね。

クレジットカード不正利用対策 PayPay

決済利用者に総額100億円を還元するということで一気にシェアを伸ばしたPayPayですが、どうやら また「100億円キャンペーン」を実施するようですよ。

第2弾100億円

2月12日から開始されるようですが、今回は1回の決済につき最大20%をPayPay残高として還元し、目的としてはより多くのユーザーがより長い期間還元を受けられるよう、還元額上限を1回あたり1000円とするなどの条件に変更されているようです。

これはなかなか嬉しいことですよね。
またまた市場がにぎわいそうですね。

さてそんな中、PayPayがクレジットカードにおける不正利用対策を発表し、2月4日からカード利用の上限額を30日間以内本人認証前5000円、本人認証後5万円の上限を追加したようです。

また、カード利用の上限額として新たに、24時間以内本人認証前は5000円、本人認証後2万円の上限となるのだそうです。

まぁ、 先の第1弾キャンペーン開催時には、すでに流出していたクレジットカード情報をもとに不正利用が発生していたようで、消費者に身に覚えのない請求がかなり発生したようですから、安全な運営が行えるようになるためには仕方のないことですね。

ちなみに 本人認証サービス(3Dセキュア)は1月21日に導入されています。

住宅ローン

2018年9月から住宅ローン金利が引き上げ

2018年9月から、三菱東京UFJ銀行、三井住友信託銀行、みずほ銀行が住宅金利ローンを5カ月ぶりに引き上げることが決まりました。

どれくらいになるのかというと、三菱東京UFJ銀行では10年固定型の最優遇金利を年0.90%、三井住友信託銀行も年0.80%、みずほ銀行は年0.90%に上がり、三社ともそれぞれ0.05%の上昇となります。

住宅ローン

これは、日銀が7月末に長期金利の小幅な上昇を容認したことが影響していているのですが、ただこの金利上昇は限定的で日銀自体「超低金利政策」は継続されるため、大幅な金利上昇には向かわないとみられています。

まぁ、今後も住宅ローン金利が上がってしまうと、不動産市況が冷え込む可能性は高くなりますし、2019年10月から消費税が10%にアップすることを考えると、いい影響を与えるとは思えませんからね。

物価上昇率2%を目指して金融緩和を続けている日銀ですが、現状これ以上の金利低下を見込めない水準まで来ていますし、低金利を維持するために日銀が国債を買い続けるとしても、財政的にいつかは限界がくるでしょう。