カードローン、伸び率は低下傾向

全国銀行協会の発表によれば、加盟116行の3月末時点でのカードローン残高は4兆4361億円となり、昨年4月比で3%弱増加したのだそうです。

カードローン

このデータは、昨年4月分から毎月公表されていて、この1年で伸び率が低下傾向にあることが分かったのだそうです。
これは、全銀協などが過剰融資の抑制に向け、審査の厳格化や広告の抑制を申し合わせたことなどが影響したとみられていて、3メガ銀行や一部地銀が融資額を利用者の年収の2分の1や3分の1までとした自主ルールの効果が出ているようですね。

また、みずほ銀行と三井住友銀行は、カードローン債務を相続した人が残った額を返済しやすいよう、分割払いを認めるのだそうで、従来であれば一括返済を求めることもあったようですが、一括返済の負担が重いという相続人らの訴えを配慮した模様です。

また、過剰融資との批判も残るカードローンの運営を改善するのだとか。