カードローン、伸び率は低下傾向

全国銀行協会の発表によれば、加盟116行の3月末時点でのカードローン残高は4兆4361億円となり、昨年4月比で3%弱増加したのだそうです。

カードローン

このデータは、昨年4月分から毎月公表されていて、この1年で伸び率が低下傾向にあることが分かったのだそうです。
これは、全銀協などが過剰融資の抑制に向け、審査の厳格化や広告の抑制を申し合わせたことなどが影響したとみられていて、3メガ銀行や一部地銀が融資額を利用者の年収の2分の1や3分の1までとした自主ルールの効果が出ているようですね。

また、みずほ銀行と三井住友銀行は、カードローン債務を相続した人が残った額を返済しやすいよう、分割払いを認めるのだそうで、従来であれば一括返済を求めることもあったようですが、一括返済の負担が重いという相続人らの訴えを配慮した模様です。

また、過剰融資との批判も残るカードローンの運営を改善するのだとか。

アメリカで広がるモバイル決済

アメリカはカード社会として有名ですが、どうやらここ最近ではスマートフォンを利用したモバイル決)が普及してきていて、ひょっとするとクレジットカードが消滅するのではないかとも言われているようですよ。

日本はまだまだカード社会とは言いづらく、国の安全性からいまだに現金主義となっていますが、欧米などでは既にスマホによる個人間送金が普及しているようで、「Just venmo me」というフレーズが市民権を得ているようです。

venmo

venmoって何???と思ってしまいますが、どうやらこれはvenmo(ベンモ)というようで、スマホやタブレットといったモバイル端末を利用し個人間での送金や決済を可能にするアプリのことのようで、誰でも簡単にダウロードできるのだそうです。

このアプリのコンセプトというのが、日本では考えにくいのですけど、どうやらアメリカでは友人から借りたお金を小切手で返すのはごく一般的なことのようで、その小切手を書くのは面倒なうえ、受け取っても現金化するために、わざわざ銀行に行く必要があるのだそうです。

そこで、そのような面倒くささをスマホで解消してしまおうということでこのアプリが生まれたようで、さらにこのvenmoの人気の秘密として「割り勘」機能というものがあるのだそうです。

しかも、頭の固い日本人には理解できませんが、どうやらこのアプリ、SNS機能も搭載されているようで、その便利さから、爆発的に人気となったのだそうです。

しかも、このvenmoを使うために必要なのは銀行口座とスマホだけでいいようで、さらにカードを利用しなければ手数料が無料なのだそうです!!!

そりゃ、流行りますよ。
手数料無料なら、私だって使いたいくらいです。
(日本の銀行の手数料って、馬鹿になりませんからね。)

しかし、モバイル決済の普及が、クレジットカードを消滅させてしまうかも知れないなんて考えると、世の中の進歩の速さについていけなくなっていきますね。

初めて借金しようといった人なら

国内銀行が2018年1月からカードローンなどの個人向けの新規貸し出しに関して、即日の融資を取りやめる見通しとなったので、いまさらなのですが、『即日融資』を謳っていても、各ローン企業ごとに、即日に融資を実行することができる時間帯がまちまちとなっていることは、ご存知でしたか?

借り換え

一般的に、消費者金融をランキングの形で公開しているサイトは数多くありますが、個人個人が何を欲しているのかによって、調べるべきサイトは違ってくるので、まずはどのようなメリットがあるのかを自分で調べてみましょう。

特に比較検討するときに認識しておくべき点は「無利息でキャッシングできる期間はいつまでか」「借入金即日受け取りができるかどうか」、「収入証明書を提示しなくてもローンを組めるか」です

一年間の収入の3分の1を越すような融資を申し込むというようなことはありませんか?
2010年に施行された改正貸金業法によって規制された総量規制というのは、個人の借入総額が、原則、年収等の3分の1までに制限される仕組みのことで、消費者金融を利用する際の一番のネックになります。

しかしながら、総量規制の適用対象となるのは、私人が資金を融資してもらうという時です。それ故、個人であっても事業用の資金を借り入れする場合は、総量規制の対象からは除外されます。


カードローンの借り換え

カードローンの借り換え先を選ぶ際、貸し付け金利がどの程度低くなっているかも重要なのですが、それ以上に必要最低限の資金を提供してくれるかどうかが大切です。

また、よく混同されやすいのですが、「借り換え」と「おまとめ」は異なるもので、その違いは、対象となる貸金契約の数が異なっているところで、対象となる貸金契約が1つだけの場合は「借り換え」となり、複数の貸金契約を1つにまとめる場合が「おまとめ」というように呼ばれます。

さて、この「借り換え」や「おまとめ」などのカードローンを利用する場合、注意しておきたいことがあります。

それは、今借りているローンの支払状況で、滞納などがあるのは気をつけてください。
年収がどんなに十分にあったとしても、現在利用しているローンの返済に問題があると、事前審査で落ちてしまいます。
ましては直近で、返済の遅れなどが生じているなら、期日に遅れず返済している実績をつけてから、申し込んだほうが得策です。