キャッシングは、必要な現金を借りられる便利なサービスですが、その利息は借入額や金利、借りている日数によって変わります。
たとえば、10万円を年18%で借りた場合、単純計算による利息は10日間で約493円、30日間で約1,479円で、これにATM手数料などが加わることがあります。
短期間で返済すれば利息を抑えられる場合がありますが、実際の費用は契約内容や返済方法によって変わります。
キャッシングの利息はどう決まる?
キャッシングの利息は、主に借入残高、適用金利、借入期間によって決まり、年利が同じなら、借入額が大きいほど、借りている期間が長いほど、利息は増えていきます。
利息の概算には、次の式を使います。
利息 = 借入残高 × 年利 ÷ 365 × 借入日数
年利18%で10万円を借り、30日後に返済する場合、計算は次のとおり。
100,000円 × 0.18 ÷ 365 × 30日 = 約1,479円
これは1年間を365日として計算した概算で、実際の利息は、契約上の計算方法や借入日・返済日などによって変わります。
10万円を借りた場合、利息はいくら?
年利18%、借入残高10万円という同じ条件で、借入期間を10日と30日に分けて比較します。
| 項目 | 10日間 | 30日間 |
|---|---|---|
| 借入額 | 100,000円 | 100,000円 |
| 仮定の年利 | 18% | 18% |
| 利息の概算 | 約493円 | 約1,479円 |
| 元金と利息の合計 | 約100,493円 | 約101,479円 |
※ 単純計算による仮定の金額。ATM手数料などは含まず、実際の請求額を示すものではありません。
同じ金額を借りても、30日間借りた場合の利息は10日間の場合の約3倍になります。
実際のキャッシングでは、毎月の返済額に応じて借入残高が減るリボルビング払いなどもあります。返済途中で残高が減れば、その後の利息も変わります。
早めに返済すると利息は減る?
借入残高を早く減らせば、その後に発生する利息を抑えられます。
契約で繰上返済が認められていれば、通常の支払日を待たずに返済できる場合があります。
たとえば、JFRカードのキャッシングサービスでは、申し出による全額・一部の繰上返済に対応しています。
インターネットや電話での手続きに加え、Visaカードでは一部の提携ATMから返済する方法も案内されています。
繰上返済を利用する際は、次の点を確認しておきましょう。
- 返済できるタイミングと手続き方法
- 返済日までに発生する利息
- ATMや振込による返済手数料
- 返済後に残る借入残高
早めに返済できると利息を減らせる可能性があるのですが、返済方法によっては手数料が発生するため、利息だけで費用を比較しないことが必要。
利息以外にかかる費用は?
キャッシングでは、利息のほかにATM利用手数料がかかる場合があり、手数料はカード会社や利用するサービスによって異なってきます。
JFRカードの公式案内では、同社の対象キャッシングサービスについて、ATMで借り入れる際の手数料を次のように定めています。
| ATMでの借入額 | ATM利用手数料 |
|---|---|
| 1万円以下 | 110円 |
| 1万円超 | 220円 |
たとえば、10万円を年18%で30日間借りた場合、利息の概算は約1,479円で、借入時に220円のATM手数料がかかる条件なら、利息と借入時手数料の合計は約1,699円になります。
これは仮定の計算であり、返済時の手数料などは含んでいません。
また、返済が遅れた場合には、通常の利息とは別に遅延損害金が発生することがあります。貸金業者からの借入れにおける遅延損害金の上限は年20%です。
キャッシングの利便性と費用を比べるには、借入額・適用金利・返済までの日数に加え、ATM手数料や返済方法も確認する必要があります。
利用するカードの契約条件に基づいて計算すると、実際にかかる費用を把握することができます。

